最近、THE JOHN'S GUERRILLAは、専ら新曲制作の日々。
ライブが少ないのが残念ですが、どれも完成が楽しみになるような楽曲の原型ばかり、充実したスタジオワークをこなせています。
僕、個人の最近はというと、自分の原点というか、バンドを始めた頃、バンド含めて「音楽」というものに興味を持ち出した頃を思い出させてくれるような出来事が多い。
中でも、特に僕にとって大きかった出来事は、憧れのドラマーのSakuraさん(ZIGZO、ex.L'Arc〜en〜Ciel)とお会いする事ができ、ジョンズのCDを渡せた事。
そして、よくブログでも名前を出している、憧れのPATTI SMITHに、直接CDと手紙を渡せた事。
(せっかくこのタイミングでジョンズのメンバーが某タバコの銘柄のパッケージになっていたので、そちらも後日、通訳の方に頼んで、パティに渡して頂きました。「僕のないですけどね!」って言ったら、通訳の方、漫画みたいにずっこけていました笑)
姉の影響で中学生のときに、まだドラムを始める前からL'Arc〜en〜CielやSpitzのCDをよく聴いていて、なんとなく「バンド」というものに興味を持ち出し、解散する直前にBLANKEY JET CITYにハマりだし、バンドへの興味が最高潮になったのが始まり。
正直、バンドでは絶対にドラムをやる。
と最初に決心していた訳ではなく(今ではドラム以外ありえません)、ただ、単純にバンドに憧れたのが始まりです。
そして母親に、
「一家に一枚ないといけないらしい」
という、言った本人もよく分からない理由を付けて、
「THE BEATLES 1」
を買わせる事になる。
それから高校生になって、BRAHMANやHi-STANDARDをよく聴くようになり、「PUNK」というキーワードから繋がってSEX PISTOLSにハマり、70'sのカルチャーにハマり、NY PUNK(というより、ほぼPATTI SMITH)にハマったりとしていった。
高校生のとき、すでにジョンズの原型のようなバンド(バンド名が違うだけで、マツコップ以外のメンバーは今と変わらず)をみんなで組んでいたのだけど、あるとき、一人のメンバーと、某有名な外国のバンドのライブを、大きなホールに観に行った事がある。
そのとき、その大きなステージで堂々と演奏する彼等を観て、カッコいいなぁ、と思うのと同時に、なんだかとても悔しい気持ちになっていった。
僕は、
「あんな大きなステージでライブをやってみたいな。」
と、何気なくもらしたのだけど、その一緒に行ったメンバーは、
「あいつらより俺等が有名になればいいんだよ。」
と、サラッと言ってしまったのだ。
恥ずかしいから本人には言っていないけど、そのとき僕は心の中で、
「彼と、そして、今のメンバーと続けていければきっと叶うのだろう。」
と、確信してしまったのだ。(あ、マツコップもいないと叶わないな!)
本来、超保守派の僕が、宝クジが当たるより成功する可能性が低いかもしれない音楽の道を選ぶなんて、自分含めて誰が予想していたであろうか⁈
(音楽での成功の定義は人によって様々だとは思うけど)
けれども僕は、自分の性格を裏切る程の確信を感じてしまっていたので、自分の性格を裏切ってみる事にした。
ところでところで、実は今、僕の姉のお腹には赤ちゃんがいるのです。
僕はいつか、その男の子か女の子かわからないお腹の中の子に、
「一家に一枚ないといけないんだよ」
という、渡す本人もよく分からない理由を付けてTHE JOHN'S GUERRILLAのCDを渡してやろうと目論んでいるのです。
まだ少し先になってしまうと思いますが、THE JOHN'S GUERRILLAの新作、期待していてください。
今年は今まで以上に音楽を楽しんでやるのだ。
(長くなりましたが、読んでくれた皆さん、ありがとうございます。)